遠距離恋愛、会う頻度が減ると別れやすい？会えない時間を埋める工夫

遠距離恋愛になると会う頻度が少なくなり、別れやすいと感じる人も多いようです。
 
遠距離恋愛が始まる時期として最も多いと言われる3月、4月。これから遠距離になる方もすでに遠距離になっている方も、遠距離恋愛を長続きさせるために会えない時間をどう過ごしたらいいのか詳しく見ていきましょう。

遠距離恋愛で乗り越えなければならない問題とは

会いたいときに会えない

遠距離恋愛は、今会いたいと思ってもすぐに会うことができないため、つらいと思ってしまうことも多いでしょう。
 
お互いの休みの日が合わないことから何ヶ月も会うことができず、コミュニケーションは電話やLINE・メールだけという場合も少なくないかもしれません。
会いたいのに会えない理由が相手の多忙だったりする状況が続くと、その不満を相手にぶつけてしまって喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
 
仕事や友達関係で何か嫌なことがあったとき、そばで慰めてくれたら…と寂しく思うこともあるようです。反対に、相手がつらい時にそばにいてあげられず、もどかしい気持ちを抱えることもあるでしょう。
 
ですが、遠距離恋愛のつらさを感じているのは自分だけではありません。相手も同じ気持ちであることを忘れないことです。
 
滅多に会えないからこそ、いざ会った時に濃密な時間を過ごすことができ、いつでも新鮮な気持ちでいられるといったメリットもありますよ。

気持ちが離れやすくなる

遠距離恋愛だと、物理的に距離が離れてしまう状況に比例して気持ちも離れやすいと言えるでしょう。
 
うれしいことがあった時すぐに伝えたいのに、その場その時の熱量を持って分かち合うことができず、身近な人と共有する方が楽しいと感じてしまうこともあるかもしれません。
悲しいことがあった時にも、そばにいてもらえないからこそニュアンスが伝わらないことも多く、もどかしさを感じることも多いでしょう。
 
今度会った時に話そうと思っていても、会えた時にはもう解決していたり、そもそもその時の気持ちが変わっている可能性もあります。
 
また、自分の生活リズムや時間を優先することが自然と増えて連絡頻度が減ってしまったり、相手の優先順位が下になってしまうこともあるでしょう。
 
クリスマスやバレンタイン、誕生日などのイベントにお互いの予定が合わないと、本当に付き合っているのだろうかと不安になることもあります。

浮気を心配してしまう

遠距離恋愛だと、頻繁に連絡が取れないからこそ相手が何をしているのか気になってしまうこともあるでしょう。
 
相手のちょっとした言動が気になってしまい、自分以外の異性と会っているのではないか、気持ちが冷めてしまったのではないかと疑心暗鬼になってしまうこともあるかもしれません。
 
ネガティブな感情が膨らんでしまうと、相手に対して否定的な言葉を言ってしまったり、執拗に連絡してしまうこともあるでしょう。
 
疑ってしまうとどんどん相手を信じられなくなり、相手にも不快な思いをさせてしまいます。遠距離でなければうまくいっていたかもと、すべてを遠距離のせいにしてしまう可能性もあります。
 
自分の気持ちばかりを相手に押し付けるのではなく、冷静さと客観的視点を持つようにしましょう。

 

金銭的負担が大きくなる

遠距離恋愛になると、会うためにどちらかが相手のところに行かなければいけなくなります。
近距離であればそれほどかからない交通費も、遠距離となると当然それなりにかかってしまうもの。会いたい気持ちがあったとしても、お金が原因で会えないということもあるかもしれません。
 
自分から会いに行きたいけど、お金がないために断念しなければならず、もどかしさやイラ立ちを感じることもあるでしょう。
かといって、一時的な感情に任せて無計画に会いに行ってしまうと節約生活を余儀なくされることになるかもしれません。相手と会うために自分のやりたいことのほとんどを我慢して、犠牲にしなければならない可能性もあります。
 
相手が会いに来てくれたとしても、食事をするにもどこに行くにもお金はかかり、負担がかかってしまうと言えるでしょう。

 

会う頻度が少ないと別れやすい？

会う頻度が少なくなると、別れる可能性は高くなると言えます。
ただし、絶対に別れるというわけではありません。信頼関係をしっかりと築くことができれば、愛情をはぐくみ、よい関係を築いていくことができるでしょう。
 
直接会うことはできないとしても、連絡を密に取ることができればお互いに信じ合うことができます。相手を信じるという強い意志と、相手に信頼してもらう行動をすることで別れる確率を低くすることができるでしょう。
 
お互いに不透明な時間を作るのではなく、今相手が何をしているのか把握することができると安心することができます。
 
会う頻度が少なくても、会える時にしっかりと気持ちを確かめ合い、同じ方向を向いていくことができれば大丈夫です。

 

遠距離恋愛の理想的な会う頻度

遠距離恋愛の理想的な会う頻度は、月に1回から2回ぐらいがベストと言えるでしょう。お互いの忙しさや距離にもよりますが、これくらいを目安に会うのを目標にすることをお勧めします。
 
どちらかが相手のところまで行くのもいいですが、お互いに負担を分け合える中間地点で会うのもいいでしょう。
片方ばかりが金銭的負担が大きくなると、ぎくしゃくしたり会うのが難しくなることもあるかもしれません。交通費は折半したり、お互いが納得できるルールをあらかじめ作っておくといいでしょう。
 
会う日を決める時あらかじめこの日と固定してしまうと、お互いの予定が合わなかった時点で流れてしまう可能性が高くなります。ざっくりとした日程を決めておいて、その前後で予定を合わせるようにしておくと、お互い負担になりづらく合わせやすいと言えるでしょう。

 

一般的な会う回数は？

カップルが一般的に会う回数は、週に1回くらいだと言われています。年齢や置かれている状況にもよりますが、週1回程度会うことができれば長続きしやすいようです。
 
週末休みの場合、土日のどちらかにデートをする、というのが一般的に多く見られるデート頻度になります。頻繁に会いたいという気持ちが強い場合は、もう少し回数を増やすことで不安な気持ちにならなくても済むかもしれません。
 
二人の気持ち次第で、会う回数は変わってくると言えるでしょう。
一人で過ごす自由な時間を確保したいとお互いに思っているのであれば、月に1回でも問題なくうまくいく場合もあります。逆に相手への依存心が強い場合は、会う回数が多いほうがよさそうです。
 
一般的な会う回数が自分たちに合っているとは限らないので、二人のしっくりくる回数を大切にしましょう。

会えない時間をどう乗り越えるか

連絡を密にとる

遠距離恋愛は距離が離れているからこそ、繋がりを見える化することが大切です。
会えないからこそ連絡をしっかりと取り合い、気持ちを確かめ合うようにしましょう。
 
連絡をどれだけの頻度でしたらいいかは、二人で話し合って決めることが重要です。片方は1日に数回するのが当たり前と思っていても、片方が1日に1回で十分と思っていたら、そこで価値観の違いが出てしまいうまくいかなくなってしまいます。
どれくらいの頻度で連絡をしてくれたら不安じゃないのか、負担に感じないのかをお互いに伝え合うようにしましょう。
 
連絡するのが面倒に感じて義務的になってしまうと、逆効果となってしまいます。お互いにストレスなくネガティブに感じることなく、連絡を取れるようにすることが大切です。

 

お互いの予定を共有しあう

距離が離れていると、自由だからこそ相手がどこで何をしているのか気になってしまうでしょう。
 
相手が今何に夢中なのか、どんなことに時間を使っているのか知っておくと気持ちが離れにくくなります。
今日は仕事が忙しいから残業しているんだとか、今日は習い事に行っているんだというように、相手の予定が分かっていると無駄に不安になることも減るでしょう。
 
相手が何をしているか気になるからといって、ネガティブな感情をぶつけてしまうと関係は悪化してしまいやすくなります。
また、相手にばかり予定を伝えさせて、自分は教えないというのもよくありません。
 
お互いに相手の行動を把握することができている状態であれば、疑うことなく安心して過ごすことができるでしょう。

一人の時間を充実させる

遠距離恋愛になると、恋愛に依存しやすくなってしまう可能性があります。
 
会えないもどかしさを抱えたまま、つらく苦しい思いで過ごさなければいけないこともあるでしょう。ネガティブな感情で過ごす時間が長くなると、付き合いを続けられなくなってしまうかもしれません。
 
相手に執着や依存しないために、自分の時間を充実させるようにしましょう。
次に会ったときに今よりももっと魅力的な自分でいられるよう、自分磨きやスキルアップするのも効果的です。外見を磨いたり、料理の腕を上げるのもいいでしょう。
 
自分が時間を忘れて熱中できるような、趣味や習い事を見つけるのもありです。
離れている時間をネガティブに過ごすのではなく、ポジティブに過ごすことで遠距離恋愛の苦痛も和らぎますよ。

会えた時に不安を取り除く

遠距離恋愛は久しぶりに会うことが多いからこそ、会った時に思いっきり愛情を確かめ合い、楽しく笑顔で過ごすことを心がけましょう。
 
離れている間に積み重なったいろいろな不安なことを、洗いざらい伝えたいと思うかもしれません。ですが、せっかく会ったのにネガティブな感情ばかりを相手にぶつけてしまうのは、あまりよくありません。相手の気持ちが離れやすくなったり、次に会う約束をしたいと思えなくなってしまいます。
 
限られた時間は愛を育み、きずなを深めるために使いましょう。そうすることで不安な気持ちも癒えていきます。
 
離れていたからできなかったことをいっぱい叶えたり、あらかじめデートのプランを決めておくのもありです。のんびりと家で過ごしたり、いつも以上にスキンシップを取るのもいいでしょう。
お互いの気持ちが満たされ、幸せを感じられるようにすることです。

将来について話し合う

遠距離恋愛になったからこそ、将来について具体的に話し合うといいでしょう。
今後どうしていこうと思っているのか、結婚をしたいと思っているのか、まだ結婚については先のこととして全く考えていないのか、お互いの本音を伝え合うことです。
 
遠距離になるくらいなら結婚したいとお互い思っているのであれば、思い切って結婚に向けて行動していくのもいいでしょう。
今すぐにではないにしても将来的に結婚する意志があるのであれば、その目標に向かってお互いに頑張ることができ、遠距離恋愛を乗り越えようとする気持ちも変わってきます。
 
お互いの価値観が違い、ぶつかり合ってしまうこともあるかもしれませんが、どの方向を向いて付き合っていくのかをお互いに明確にすることは大切です。恐れず話し合いましょう。

 

相手を悲しませる行動をしない

遠距離恋愛に限らずですが、一時的な感情によって軽はずみな行動をしないことが大切です。
自分がこの行動をすることによって、相手はどう思うのかを考えるようにしましょう。「寂しいから」という理由で自分の行動を正当化しないことです。
 
距離が離れているからこそ、「これくらいなら大丈夫だろう」と自分勝手な判断をしないようにしましょう。ここまでは許せるけどこれをされたらいやだ、許せない、と思うことをあらかじめ話し合っておくのもありです。
自分が相手にされたら辛くなるような行動はしないようにしましょう。
 
さみしさや不安が募ってしまっている時に近くにいる異性に優しくされたら、気持ちが揺らいでしまうこともあるかもしれません。自分にスキを作らないようにしましょう。

信頼関係を築く

遠距離恋愛において、お互いに信じ合えるような信頼関係を築けるかどうかは非常に重要になってきます。
まずは相手に信頼してもらえるような行動を取ることはもちろんですが、相手を信じる強い心を持つことも重要です。
 
自分が不安だからといって、会うのは物理的に難しいと理解していながら毎回のように「会いたい」と駄々をこねてばかりだと、相手を困らせてしまって精神的に負担をかけてしまい、信頼関係を築けなくなってしまいます。
 
さみしいのは自分だけではなく相手も同じと前向きにとらえ、自分の気持ちばかりを伝えるのではなく相手の気持ちを察するようにしましょう。
自分がしてもらったら安心すると思えることを相手に強要するのではなく、まず自分が相手に対して行動で示すことで相手も行動してくれることもあるでしょう。
 
なんでもかんでも相手に求めすぎない、ということもとても大切ですよ。

思いを素直に伝える

遠距離恋愛では、気持ち的に我慢をしなければいけないことが多いものです。会いたいのに会えないという、さみしくつらい気持ちを乗り越えなければなりません。
 
相手を困らせてはいけないと平気なふりをしすぎると、ふと心が弱った折に魔が差してしまう可能性が高まります。
前述したように、連絡するたびにネガティブな気持ちをぶつけてしまうのはよくありませんが、過度に我慢しすぎないよう不安な気持ちは伝えるようにしましょう。
相手を責めたり試したりするような言い回しではなく、素直な気持ちを相手の負担にならないように伝えるようにしてくださいね。
 
ネガティブな感情ばかりではなく、愛情を伝えるのも大切です。会った時にはもちろん、離れていても言葉に出して「大好き」や「愛してる」とちゃんと伝えるようにしましょう。
相手が気持ちを伝えてくれない時には、「伝えてほしい」という気持ちも伝えることです。

遠距離恋愛の悩みに電話占いもおすすめ

自分でも気を付けようと決意していたはずなのに、いざ相手を前にすると感情が溢れてしまう…と悩んでいる方も少なくないかもしれません。もともとの性格にもよりますが、遠距離恋愛だからこそ感情の振れ幅が大きくなってしまうということもあるでしょう。
 
また、遠距離恋愛を続けることに不安を感じていたり結婚を意識している場合、自分が本当はどうしたいのか、どうするべきなのか悩んだり、相手の本心をしっかりと知りたいと思ったり、さまざまなことを深く考えることも多いのではないでしょうか。
 
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まとめ

今回は遠距離恋愛において、会う回数が減ると別れやすいのかどうかについてご紹介しました。
会う頻度の目安や、会えない時の時間の使い方を参考にして、遠距離恋愛を乗り切っていきましょう。