離婚を決める前に読んでほしい!離婚を後悔した5パターン
パートナーに対する不満が募ると「離婚したい……」と強く思うこともあるでしょう。
でも、ちょっと待って。感情のまま離婚に向けて突き進むと後悔してしまう可能性があるんです。
そこで今回のコラムでは、離婚に後悔している女性たちにインタビューを行いました。
離婚をして後悔する人としない人の違いとは?多かった意見を元に解説していきます。
目次
離婚を後悔した瞬間5パターン
パートナーに愛想を尽かし、離婚をしてしまった女性たち。
自分から望んだにも関わらず、決断を後悔してしまったという瞬間とは?
■ 金銭面で苦労した瞬間
「夫とは性格の不一致で離婚。離婚後は、自分で仕事をしなければならないと覚悟していたものの、実際に自分の力で生活をすることは想像以上に大変。離婚したことを少し後悔しています…。」(女性/30歳)
結婚時に専業主婦をしていた女性に多い理由がこちら。
慣れない仕事に、安いお給料からのスタート。住む場所や食べるもの、娯楽などの生活レベルを下げなければならない瞬間に深い後悔を感じるようです。
また、子どもがいる人は安定した職探し自体も難しいため、ネガティブな感情に襲われやすくなります。
■ 孤独を感じた時
「離婚をした直後は『やっと解放された!』と達成感でいっぱいでしたね〜!新しい生活にも前向きでワクワクしていました。でも、仕事を始めて1ヶ月くらい経つと、自宅に帰宅するのが嫌になってしまって。自分で部屋の電源を入れないといけないリビングや1人で眠るベッドは、とても寂しいです…」(女性/35歳)
離婚後は、生活リズムも変わるため心身ともに疲れ果ててしまう人が多いのも事実。
慣れるまでは、寂しさや孤独を感じることもあるでしょう。
新しい生活に順応できないことから離婚に対する後悔も生まれ、さらに落ち込むという悪循環に。
■ 自分に非があると感じた時
「夫の浮気が原因で離婚。当時は私自身も感情的になっていました。でも、冷静になると『自分にも悪いところがあった』と思うようになってきて。元夫は、良いところもたくさんありました。私がいつもストレスや愚痴をぶつけていたせいで、別の女性に癒しを求めてしまったのかもしれない…。浮気を許して、夫婦できちんと話し合えばよかったかなと後悔しています」(女性/32歳)
パートナーの浮気が発覚すると、なかなか冷静ではいられませんよね。
怒りの感情に流されて離婚をしてしまったものの、気持ちが落ち着いた時に「自分の言葉や行動にも原因があったのでは?」と後悔してしまうパターンも。
本当に相手に対する愛情が失われてしまったのか、振り返る必要があります。
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■ 子どもが気の毒に感じた時
「何も知らない子どもに『お父さんに会いたい!どうして帰ってこないの?』と言われると、子どもから父親を奪ってしまったという罪悪感でいっぱいになることがあります。私としても子育てのことを誰かに相談したい、支えてほしいと感じる時もあって…。離婚を後悔する瞬間ですね」(女性/33歳)
どんな性格の父親であっても、その子どもにとっては唯一の父親です。子どもから父親を奪ってしまったという罪悪感から離婚しなければよかったと後悔する人も…。
母親の精神状態は子どもの発育にも影響を与えてしまう可能性があります。
■ 偏見や周囲に理解してもらえなかった時
「親や親戚、近所の人に『どうしてあんないい人と離婚したの!?』と言われてしまい、離婚したことをなかなか理解してもらえません。あまり人には言えないけど、原因は夫にあって離婚をしたんです。それなのに、私に問題があるかのように責められてしまうとショックで。離婚しなければよかったのか、と悩んでいます」(女性/28歳)
「バツイチ」や「シングルマザー」という言葉が広く浸透している昨今においても、離婚した人に対する世間の目は厳しいと言われています。
周囲から浴びせられる批判の言葉や偏見によって「離婚をせずに、もう少し頑張れなかったのか?」と自分を責めて後悔する人も少なくないようです。
離婚を後悔する人としない人の違いは?
離婚を後悔する人としない人にはどのような違いがあるのでしょうか。性格的な面から見てみましょう。
〈離婚を後悔する人〉
相手への依存心が強く、人の意見に左右されやすいタイプの人。
〈離婚を後悔しない人〉
自分の意見や決断に責任を持てる、自立ができている人。
離婚する前に自分はきちんと自立できているか、離婚後の生活のイメージトレーニングを行ってください。
シングルマザーとして子どもを育てるなら、父親がいないことを前提に育児することのリスクをよく考えた上で、決断する必要もあります。
離婚は法的な契約書などの手続きに加え、財産分与などでも揉めることも多く、ストレスが溜まりがちな作業です。
さらに、親や子どもへのフォローにも心血を注がなければなりません。心身ともに疲れ果て、激しい虚脱感に襲われるリスクもあることを心に留めておきましょう。
離婚について考え始めると、相手の全てが嫌に見えるかもしれません。でも、後悔しないためには、離婚後のリスクを冷静に考えた上で判断する必要があります。
特に迷っている時の離婚は、後悔を引き起こす大きな要因となるのでオススメできません。
自分で判断ができない時は、信頼できる家族や友人に相談するべきですが、それができない…という人は占いやカンセリングなど第三者の意見やアドバイスを聞いてみるのも1つの方法ではないでしょうか。
誰にだって幸せになる権利はあります。一時の気持ちに流されず、ベストな判断をしましょう!
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