「好きだけど別れたい、疲れた」という男性の心理とは？

なぜ「好きだけど別れたい、疲れた」と男性は言うのか、その言葉に隠された男性心理について詳しく見ていきましょう。
そう言われた時にはどう対処すべきか、アプローチ方法についてもお伝えします。
 
また、自分自身がそう感じてしまった時の理由や対処法については下記の過去記事を参考にしてみてくださいね。

好きだけど別れたい、疲れたという理由

自分の時間を大切にしたい

仕事や趣味などで忙しく、恋愛よりも自分の時間を大切にしたいと思っている可能性があります。
恋愛に縛られることなく、自分の時間を自由に使いたいという気持ちが強いようです。今は恋愛よりも仕事を頑張りたかったり、自分の夢に向かって集中したいという気持ちもあるかもしれません。
 
好きな気持ちはあるものの、会う時間を取ることが難しく、会うことを求められることに疲れてしまったということもあるでしょう。
会いたいと言ってくれているのに、断らなければいけないという罪悪感からストレスを感じていることも考えられます。

価値観が合わない

将来についての考え方が違っていたり、お互いに大切にしているものが違うと感じる場面が多いということも考えられます。
結婚観が違っていたり、理想の家族像が違うと「このまま一緒にいても…」と感じてしまうことがあるでしょう。
 
喧嘩が多かったり同じようなことで繰り返しぶつかっている場合は、溝を埋めるのは難しく別れた方がいいのではと感じているかもしれません。金銭感覚がずれていたり、趣味嗜好が違う場合も、一緒にいるとストレスを感じてしまうでしょう。
そもそも恋愛に対する温度差が関係している可能性もあります。

振り回されて疲れた

あなた自身の独占欲が強く、束縛や嫉妬心が強い場合、監視されているようで嫌だと感じる可能性はあります。常に連絡が入ることが監視されているように感じられ、自分一人の時間が欲しいと感じていることもあります。
何に対してもネガティブだったり、疑われて信用してもらえないことにストレスを感じてしまっていることもあるでしょう。
 
気持ちの浮き沈みが激しかったり、自分が会いたい時には相手のことは考えずに連絡してくることに振り回されていると感じることもあるかもしれません。
わがままに付き合うのにもううんざりと思われていることもあるでしょう。
 

遠距離に疲れを感じた

好きだからこそ一緒にいたいのに、遠距離のためそれが叶わず苦しい気持ちを抱えている場合、「これ以上付き合っても辛いだけ」と感じてしまうこともあるでしょう。
好きだけど会えないという状況に耐え切れず、別れたいという気持ちが強くなってしまっているかもしれません。
 
会いたい時に会えず寂しい思いをするくらいなら、そばにいてくれる近くの人を好きになった方が楽かもと考えている可能性があります。好きな気持ちと同じくらい不安で辛い気持ちが募り、ネガティブになってしまっているでしょう。
 

他に好きな人ができた

気持ちが冷めてはいなくても、他の女性のことも気になっていたり、好きになってしまった可能性があります。
どちらかを選ばなければいけない状況で、「一緒にいたい」「結婚したい」と思えるのはどちらなのかをしっかりと考えて決断を下したこともあるでしょう。
 
また、今の関係にマンネリ化を感じて刺激が欲しいと思い、新鮮さやときめきを感じられる別の女性へと完全に気持ちが動いてしまったということもあります。
どちらにしても気持ちが別の人に移ってしまい、恋愛トラブルになるのを避けるため別れを選んだのかもしれません。

自分に自信が持てない

自分に自信がなく「捨てられてしまうのではないか、他の人に取られてしまうのではないか」という不安からネガティブな感情に疲れてしまい、別れを選んだ可能性があります。
一緒にいても常に不安で、「自分は釣り合っていないのではないか」とストレスを感じていたかもしれません。
 
嫌われないように自分をよく見せたり見栄を張ったりして、本来の自分を見せることができずにいることもあるでしょう。好きな気持ちが強すぎて、振られたくないあまりに無理をしていた反動で疲れてしまい、別れを選んでしまうこともあります。

お互いに依存していると感じた

何もかもを犠牲にして彼女が自分に尽くしてくれていると感じたり、自分自身も彼女のために尽くしお互いに依存していると気づいた場合、別れた方がお互いのためであると別れを選んだかもしれません。
この先一緒にいたとしても、どちらにとってもよくないと考え、離れた方がいいと感じたのでしょう。
 
好きすぎて何をするにも優先順位が恋人となり、仕事や人間関係に影響を及ぼしてしまっている可能性があります。二人の関係がすべてに影響を与え、心も体も疲れ切ってしまっているようです。
 

友達に戻りたい

友達から恋人になった場合、付き合ってみたら何か違ったと感じていたり、友達の時の方が楽しかったと思っている可能性があります。
友達としての関係は良好でも、恋愛相手としてはうまく付き合うことができず、気持ち的にストレスを感じてしまっているようです。
 
このまま恋人関係を続けたとしたら、お互いに傷つけあってしまい友達にも戻れないと思っているかもしれません。円満に別れて、前のような気楽な友達に戻って良い関係のままでいたいようです。
人間的に好きではあるけれど恋愛感情ではない、と気づいたのでしょう。

本当に好きだけど別れたい…感情の背景と男性心理

嫌われるのが怖い

好きな気持ちが大きくなりすぎて、嫌われるのではないかという不安から別れた方がいいと思ってしまっているかもしれません。
自分の本性を知られたら振られてしまうのではないかと常に気を張っており、一緒にいてもストレスに思ってしまうこともあるでしょう。
 
自分をよく見せようと無理をして、本来の自分を出せなくなってしまっている可能性もあります。どんな自分でいたらいいのか、本当にこのままの自分で好きでいてもらえるのか分からなくなってしまった、ということもありそうです。
いずれにせよ、自分を偽るのに疲れたのでしょう。

将来が見えない

二人の将来を考えた時に、しっかりと未来をイメージできず不安になってしまった可能性があります。経済的に無理だと感じたり、遠距離のためこの先どうしたいのかと思い悩んでしまうこともあるでしょう。
 
現実的に考えて、気持ちだけではどうしようもないと冷静になった時に別れた方がいいと考えるようです。このまま一緒にいるのは、自分にとっても相手にとってもよくないと感じたのでしょう。
自分の未熟さや限界を悟り、相手のために身を引こうという気持ちになったかもしれません。

縛られたくない

相手から束縛されていて、行動を制限されていると感じた時に別れを決断することがあるようです。
自分のやりたいことや友達との関係を考えた時に、恋人がいることで自分の思うように行動できないことに窮屈さを感じてしまうこともあるでしょう。
 
まめに連絡が来て鬱陶しいと感じたり、連絡を強要されてうんざりしてしまったということもあるかもしれません。
自分の自由に時間を使えない状態にストレスを感じ、現状から抜け出したい気持ちになっていることもあるでしょう。

自由になりたい

縛られたくないと似ていますが、自由な時間を手に入れて自分らしく生きたいという気持ちが強くなった可能性があります。
自分の夢や目標のために時間を使いたいと、自分の将来について真剣に考えた結果別れを決断したということもあるでしょう。
恋人との時間よりも自分の時間をもっと充実させたい、自由に将来について思い描きたいと思っているかもしれません。
 
また、一人で自由を謳歌している友達を見て、自分も自由きままに生きたいと影響を受けたということもあるでしょう。

他の可能性もみてみたい

付き合いが長かった場合、マンネリ化してきて刺激がなくなってきたことで、ほかの女性とも付き合ってみたいという気持ちが沸きあがってきたこともあるでしょう。
当たり前に一緒にいることに慣れてしまって、ときめきがなく、このままでは退屈な日常しか過ごせないのではないか、もっと別の可能性があるのではないかと感じているかもしれません。
 
何気ない彼女のしぐさや言動で幻滅したりした場合に、ふっと別れたいと感じる可能性があります。
友達の恋人との関係を聞いて、もっと他の付き合い方もあるのでは思うこともあるでしょう。
 

 

「疲れた」と男性が感じる理由

自分のペースを乱される

自分の理想通りの付き合いができていない場合、イライラしたりストレスを抱え、疲れたと感じてしまうでしょう。
付き合ってみることで、性格や価値観が自分の思い描いていた彼女像とは違っていたということもあるようです。連絡する頻度や会いたいと思う回数が違ったりするのも負担になるでしょう。
 
もっと彼女の力になりたいと思っているのに、それが伝わらず、うまくサポートできない場合にも自分の無力さや存在意義のなさを感じてしまい、それが「疲れた」という感情に繋がってしまいます。

束縛される

仕事や趣味よりも彼女を優先しなければならず、自分の好きなことに集中することができないと「疲れた」と感じてしまいます。
自分のやりたいことを思うようにできず、彼女への連絡や愛情表現に時間を使わなければならないことを負担に感じてしまったかもしれません。
 
彼女の独占欲や嫉妬心が強い場合、行動が制限されたり連絡を強要され、「こんな状態が続くのはもう無理」と思ってしまうでしょう。
恋愛と仕事やプライベートを両立することが難しく、バランスを取ることに限界を感じたようです。

気持ちがわからない

自分が本当に彼女のことを好きなのか、彼女も自分のことを好きでいてくれるのかと気持ちがわからなくなり、考えるのに疲れてしまったということもあるでしょう。
彼女のちょっとした行動に不信感抱いたり、そう考える自分に嫌気がさしたということも考えられます。
 

 
または、他の女性を見て少し気持ちがときめき、彼女に罪悪感を感じてしまいその状態に疲れを感じてしまったのかもしれません。
ほかにも、マンネリ化を感じて彼女と一緒にいることに飽きてしまい、面倒だと感じてしまったということもあるでしょう。
 

 

「好き」と「別れたい」が共存する理由

二人の将来を考えて

二人の将来を考えた場合、好きだけどこのまま付き合っていてはお互いのために良くないのではと感じた時に「好きだけど別れよう」という決断に至るようです。
 
結婚に対する価値観や理想の未来像が違っている場合、このまま付き合っていてはどちらも幸せになれないかもと考えたのかもしれません。
今は恋愛よりも優先したいことがあり、このチャンスを逃したら自分の夢や目標を達成できないと感じた場合もあるでしょう。
 
逆に彼女の未来を自分がつぶしてはいけないと感じている可能性もあります。

障害が大きすぎる

家族や友達から反対されている場合、その状況に疲れてしまい、好きだけど別れたいと感じることはあるでしょう。
 
どちらかが既婚者の場合、あまりにも乗り越えなければならない壁が大きすぎて、このまま好きな気持ちを貫くことは難しいと思い、別れを選択してしまうようです。
また、喧嘩ばかりしていて、お互いの価値観を共有することができない場合にも別れたいとなってしまう可能性があります。
 
好きな気持ちだけではどうしようもできないと無力感を感じた時に、好きだけど別れたいとなってしまうようです。
 

気持ちの大きさの違い

自分か相手の気持ちが大きすぎて、気持ちが釣り合わない場合、この状況が辛すぎて好きだけど別れたいと感じてしまうようです。
 
自分がこんなに好きで彼女のことを最優先にしているのに、彼女は自分よりも友達やプライベートを大切にしている、と不満が募ったのかもしれません。
逆に彼女の気持ちが大きすぎて束縛が強すぎるため、好きだけどもう一緒にいるのは無理かもと感じた可能性もあるでしょう。
 
どちらかの気持ちが強すぎる場合、嫉妬心や独占欲から束縛が強くなってしまい、付き合いを続けるのは難しいと感じてしまうのかもしれません。
 

 

「好きだけど別れたい」を言い出す前に男性が見せるサイン

愚痴が増えた

一緒にいる時に愚痴が増えてしまった場合、好きだけど別れたいと言い出すサインかもしれません。
 
彼女の悪いところをあれこれ指摘してきたり、せっかくデートをしているのにネガティブな発言が増えている場合は要注意です。
好きな要素よりも別れたい要素をあれこれ探して、やっぱり別れた方がいいと自分を納得させようとしている可能性があります。
 
彼女がいつもと同じことをしても、意図的にしろ無意識にしろ悪いように解釈してしまうかもしれません。

 

まとめ

今回は好きだけど別れたいと言う、男性の心理について詳しくご紹介しました。
 
完全に気持ちが離れてしまっている場合もありますが、男性自身が実はまだ判断に迷っている状態である場合も少なくないことが読み解けたのではないでしょうか。
「疲れた」という感情が、実際に気持ちが離れ切ってしまったからなのか、気持ちは残っているけれど今の状況がそう感じさせているだけなのか、本当のところを見極めたいものですね。
 
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もうだめかもとすぐに諦めてしまうのではなく、「好きだけど」の裏に隠された気持ちを読み取ってみましょう。