なぜ恋愛がうまくいかない？好きだけでは乗り越えられない壁

恋愛がうまくいかないのには悪いパターンにはまってしまっていたり、自分では気づかない原因が隠れています。
自分の恋愛を振り返り、当てはまっていることはないか今後の恋愛に生かしていきましょう。

恋愛がうまくいかない理由

待っているだけで自分から動けない

恋愛がうまくいかない理由に、待っているだけの受け身癖がついてしまっていて自分から動けないことが原因になっていることがあります。
 
断られたり避けられたりすることを恐れ、チャンスがあっても動けないまま逃してしまうこともあるでしょう。
断られることは恥だと変なプライドを持ってしまっていたり、好意があることを相手に知られるのは恥ずかしいことだと勝手な思い込みをしている場合もあります。
 
「自分のことを相手が好きなら、相手から動いてくるはずだから待っていた方がいいのでは」と、自分の考えを正当化してしまうことも。
 
よい雰囲気になったとしてもアクションを起こすことがないため、相手には脈なしだと思われてしまいがちです。せっかくの進展のチャンスを阻む原因にもなりかねません。

相手に嫌われていると勝手に思い込む

相手の言動に敏感すぎてしまうところがあり「自分は嫌われているのではないか」と思い込んでしまう場合もあります。
 
たまたま忙しい時に話しかけてしまい、自分への対応だけがそっけないと勘違いして「やっぱり嫌われている」と感じてしまうこともあるかもしれません。
自分以外の人と楽しそうに話す姿を見ては「自分とはあんな笑顔で話したことはない」と勝手に落ち込むこともあるでしょう。
 
このパターンにはまってしまうと相手の言葉や表情をマイナスに捉えてしまい、自ら不安やネガティブになって悩んでしまう…という悪循環に陥ってしまいます。
 
まだ始まってもいないのに自分で勝手にこじらせ、相手からも恋愛からも逃げてしまっている状態といえるでしょう。

自分よがりで相手に伝わっていない

相手とうまくコミュニケーションを取ることができず、自分よがりになってしまい、相手に好きな気持ちが伝わっていない場合もうまくいかなくなってしまいます。
 
好きだからこそ目を見て話せなかったり、恥ずかしくてつい避けてしまう、なんてこともあるかもしれません。
自分が好きだからそうしてしまうということを相手もきっとわかっているはず…と思っても、相手があなたの気持ちに気づいていない場合は「避けられている」「嫌われている」と思ってしまう可能性があります。
 
言葉や態度で好きな気持ちを伝えないと相手には伝わりません。せっかくお互いに好きあっていたとしても、すれ違ってしまうでしょう。
 
自分の気持ちを直接伝えないにしても、好意があることが伝わるようにコミュニケーションを取ることを心がけくださいね。

自分の魅力がわかっていない

いつも片思いばかりだったり、別の人と付き合ってしまう経験が多いと「自分には魅力がない」と思い込んでしまう人は多いです。好きな人がいたとしても、そもそも恋愛に対して消極的になってしまうでしょう。
 
恋人がいる人や、自分よりも恋愛がうまくいっている友達をうらやましく思い、「どうせ自分なんて」と卑下してしまうこともあるかもしれません。
自分ではなく他人の幸せに一喜一憂したり、人のことばかり気にしていると、どんどん気持ちが後ろ向きになってしまいます。
 
「自分はどうせ魅力がないから」と初めから諦めて、魅力的になろうと努力すらしていないこともあるでしょう。
 
ありのままの自分を出せず、自分らしさを隠してしまうこともあります。誰かの真似をしてみたり、自分以外の人になろうとすることもあるようです。

実らない恋を追いかけている

好きになる人にはいつも恋人がいたり、遠い存在の人にばかり恋愛感情を抱いてしまうことが多いと、恋が成就したという経験がなく「いつもうまくいかない」と思ってしまうかもしれません。
 
そもそも、すぐ手に入りそうな相手よりもハードルが高く刺激がある方が燃える、というタイプもいるでしょう。
恋愛をしている自分に満足していて、追いかけていることを楽しみ、「うまくいかなくてもいいや」と諦めてしまっていることもあるようです。
 
いつも両想いになれないのが当たり前なので「見ているだけで幸せ」と思おうと自分に言い聞かせ、現実逃避をしてしまっていることもあるでしょう。
 
本当はうまくいく恋愛がしたいという気持ちを抑え込み、この状態が幸せなのだと自分に言い聞かせているようです。

自分をしっかり持っていない

自分をしっかりと持っていないと周りに振り回されてしまい、恋愛がうまくいかなくなってしまいます。
 
特に恋愛対象ではなかった異性でも「自分に気があるのではないか」と友達から言われると、なんとなく気になってしまい、そのまま好きになってしまうこともあるようです。
 
告白されたら好きではなくても受け入れてしまい、自分の気持ちもわからないまま結局うまくいかないこともあるでしょう。
 
他の人がいいという人を自分も気になってしまったり、気持ちがころころと変わってしまう節もあります。
周囲の影響で好きになった相手だと、たとえ相手に好きになってもらったとしても違和感があり、結局うまくいかないという可能性もあります。

自分の理想を追いかけすぎている

異性に対して譲れない理想を持っていて、好きな人にもそれを求めてしまいすぎてうまくいかない、ということもあるでしょう。
 
「告白するならこうしてほしい」という理想を持っているため、たとえ相手に告白されたとしても理想のシチュエーションじゃないからと断ってしまうこともあるかもしれません。
 
好きになった人の行動が理想通りではないと幻滅してしまい、気持ちが冷めてしまうこともあるでしょう。せっかくうまくいったとしても、すぐに別れてしまう可能性も高いようです。
 
近くなりすぎると相手を知りすぎてがっかりしてしまうから遠くから見ている方がいい、と感じてしまうタイプもいます。
自分の妄想の中で恋愛をしている状態のため現実を見ることができず、うまくいかないことが多いようです。

恋愛経験が少ない

恋愛経験が少ないと相手の気持ちを理解することができず、うまくいかないと感じてしまうことが多いでしょう。
 
たとえば、相手もあなたに気があるのにそっけない態度を取っていることもあります。ですが、恋愛経験が少ないと「相手がそっけないなら脈なし」とそのまま判断してしまい諦めてしまう、なんてことも。
 
逆に、自分の気持ちを相手にわかってほしいという気持ちばかりが先走り、相手の反応を見る余裕がなく、猛アピールした結果引かれてしまうということもあります。
 
恋愛の駆け引きをすることができず、せっかくのチャンスを逃してしまうことも少なくありません。
 
また、恋愛経験が少ないと異性の何気ないしぐさにドキドキしてしまい、少しのスキンシップで舞い上がったり簡単に恋に落ちてしまうこともあるでしょう。

恋愛がうまくいかない人の特徴

自分に自信がない

自分に自信がない人は、恋愛に対して消極的でネガティブ思考になってしまう傾向にあります。
いつでも受け身で自分から行動することができないため、せっかく良い雰囲気になったとしても進展せずに終わってしまうのです。
 
実際は相手もあなたに恋心を抱いているのに、「どうせ自分は選んでもらえるわけがない」と相手からのアプローチにも気づくことができずタイミングを逃してしまう、なんてことも。
 
最初からうまくいくはずがないと決めつけてしまっているところもあり、ちょっとした相手のしぐさに「やっぱり自分は嫌われている」と思い込んでしまうこともあるでしょう。
 
自信のなさから自分の気持ちを伝えられず、相手の気持ちに気づけず、相手の言動をネガティブに受け取ってしまう……。そんな消極的な思考が、恋愛を自らうまくいきにくくしているのです。

恋愛にはまりすぎてしまう

好きな人ができると恋愛最優先となり、どっぷり恋愛にはまってしまう傾向の人もうまくいかないことが多いです。
 
常に相手のことを考え、「相手との時間を一番に考えて行動したい」と相手に尽くしすぎてしまうこともあるでしょう。
加えて「自分と同じように相手にも尽くしてほしい」という気持ちも強く、同じようにしてもらえないと愛されてないと感じてしまい、不満を感じてしまいがちです。
 
執着心や独占欲も強いため、相手を縛ったり監視してしまうこともあり、相手に負担をかけてしまうでしょう。自分の気持ち最優先で、相手の気持ちを考えない自分よがりな恋愛となってしまいます。
 
また、生活の中心が恋愛になってしまうので、最悪の場合は周囲の人や相手に迷惑をかけてしまっていることに気づけないこともあるでしょう。

理想が高い

完璧主義者であったり恋愛経験が少ないと、理想ばかりが高くなってしまうこともあるでしょう。
 
恋愛がうまくいかない理由としてもお伝えしたとおり、恋愛経験が少ないと妄想ばかりが膨らんで、現実を見れていないまま理想が高くなってしまいます。
 
また、何でもこなすことができ、容姿にも自信があるという人も、意外と恋愛がうまくいかないと悩むパターンが多いです。
「自分に釣り合う異性じゃないと恋愛対象ではない」と自ら選択肢を狭めてしまっていることが、その理由として挙げられます。
 
友達の恋人よりも外見も中身も上の人がいいと、判断基準が自分の気持ちではなく、どう見られるかになってしまっていることもあるかもしれません。
 
周囲からは憧れられるような存在でありプライドが高い反面、実は自分に自信がなく、理想の相手以外は恋愛対象ではないと強がっていることもあるようです。

飽きやすい

燃えるような恋心を抱いたと思ったらすぐに冷めて別の異性に目移りしてしまうという人は、恋愛も長続きしない傾向にあります。
 
熱しやすく冷めやすい性質のため、一人の人を思い続けるのが苦手。特に何があったというわけではなくても気持ちが冷めてしまい、破局してしまうことがあるのです。
 
追いかけている時の方が刺激があって楽しいと思うこともあるようで、相手が振り向いてくれるまでのプロセスを味わいたいと思っているところもあるでしょう。
安心感がある相手との穏やかな日々には物足りなさを感じ、別の異性に刺激を求めて浮気をしてしまうこともあるかもしれません。
 
また、振られるくらいなら自分から振って離れたいというタイプも実は多いです。このプライドの高さも、恋愛をうまくいかなくしてしまう原因と言えるでしょう。

 

対処法

自分を取り戻す

うまくいく恋愛を引き寄せるには、自己肯定感を高めて本来の自分を取り戻すといいでしょう。
 
自己肯定感が低い人は自分に自信がなく、ネガティブ思考になってしまいます。たとえチャンスがあったとしても尻込みしてしまい、タイミングを逃してしまいがちです。
自分の短所や過去のつらかった恋愛に目を向けるのではなく、自分の長所に目を向けて「こんな恋愛がしたい」とポジティブな妄想をするようにしましょう。
 
自分を否定するような言葉はなるべく使わないようにし、ちょっとしたことでも自分を褒める癖をつけると効果的ですよ。
 
どんな自分も丸ごと受け入れて、愛してあげるようにしましょう。自分を愛することができれば他人にも愛され、自分のことを愛してくれる最高の恋人を引き寄せることができます。

リフレッシュする

恋愛がうまくいかない時には、一人であれこれ思い悩んでいても余計ネガティブに傾き、さらに悩みを深めてしまうこともあるでしょう。
 
ストレスや疲労が溜まっている時にも気持ちに余裕がなく、悪いことを考えてしまいがちです。心身ともにリフレッシュさせ、気持ちをクリアにしていきましょう。
 
趣味があるのであれば、時間を忘れて熱中することで気持ちがすっきりします。熱中できる趣味がないのであれば、適度な運動をして体を動かすのもいいでしょう。
 
気の合う友達とおしゃべりをして、自分の思っていることを吐き出すのも効果的です。人と話したりカラオケで歌を歌ったりすると、ネガティブな感情を外に出すことができます。

ポジティブに考える

恋愛がうまくいっていないと、「どうせ」とつい何でもネガティブに考えてしまいがちです。思考は現実化するとも言われていて、望まない現実を自ら引き寄せてしまっているかもしれません。
 
ネガティブ思考が癖になっているのであれば、少しずつポジティブな言葉増やしていきましょう。
 
「ありがとう」はとても強力なポジティブワードです。いつも以上に積極的に、ありがとうの言葉を使うことを意識してみましょう。
感謝できることを探すことで、悪いことではなく良いことにフォーカスすることができます。
 
相手の言動に傷つきネガティブになるよりも、相手がありがとうと喜んでくれることは何だろうと考えてみましょう。

 

まとめ

今回は恋愛がうまくいかない人の特徴や原因、対処法についてご紹介しました。
自分が悪いパターンにはまっていると感じたら、対処法を実践して幸せな恋愛を引き寄せるようにしましょう。