【文章例付き】両家顔合わせ挨拶の場でのマナーとは
これまでの女性が嫁ぐという常識は、婚約の儀式として「結納」を交わすことが一般的でした。ですが最近は、結納ではなく両家顔合わせの食事会を行い、親睦を深めるカジュアルなケースが増えています。とはいえ、食事会は結納のように決まりがないだけに、どう進めたらよいのかが分からないという声も聞かれます。そこで今回のコラムでは、当日の流れやマナーを解説し、挨拶の文例も紹介します。
目次
両家顔合わせの食事会当日の流れ
まずは当日の流れからチェック。実際の食事会をイメージしながら確認していきましょう。
1. 両家集合
会場はレストランや料亭の個室で行います。お店選びの目安としては、会のイメージに合う雰囲気やお料理の美味しさも大切ですが、両家からアクセスしやすい会場を選びましょう。開始時間に遅れないよう、会場には10分前到着を目安にしてください。
2. 食事会始まりの挨拶
新郎または新郎の父親が挨拶するのが一般的です。
3. 両家の家族紹介
新郎新婦がそれぞれの両親と親兄弟姉妹をひとりずつ紹介します。それに続き両親や家族が自己紹介と挨拶をするのがスマートな流れです。
4. 婚約記念品のお披露目または交換
婚約記念品の交換は必須ではありませんが、婚約の儀式らしいことをしたいカップルにおすすめです。
5. 記念撮影
記念の集合写真は思い出に残る一枚になることはもちろん、結婚式のプロフィールムービーやアルバムにも使えます。
6. 乾杯の挨拶、食事・歓談
乾杯の音頭は新郎の父親が行うケースが多く見られます。会食中はふたりが意識して場を盛り上げましょう。
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7. 結びの挨拶とお礼
顔合わせに集まってくれた家族に対して感謝の気持ちと今後もどうぞよろしくお願いしますという意志を伝えてください。
押さえておきたいマナー3選
安心して当日を迎えるためにも、両家顔合わせ挨拶の場におけるマナーは、しっかり押さえておきましょう。ここでは3つのポイントをまとめてみました。
1. 手土産を持参する
両家顔合わせでは、手土産を持参するのがマナーです。「一方だけが手土産を用意してきた」という事態を避けるために、前もってそれぞれの両親に伝えておきましょう。
2. 場所や両家のバランスを考えた服装
男性は黒やグレーのスーツ、女性は落ち着いた色合いのスーツやワンピースが無難です。また、両家でスタイルに差が出ないよう格を揃えることも大切なポイントです。
3. 話題に気をつける
新郎新婦の子ども時代のエピソードや結婚準備の状況など、顔合わせの場にふさわしい話題を選ぶことも重要です。話を弾ませるためのネタとして、幼い頃のアルバムなどを持参するとよいでしょう。
挨拶内容の文章例
挨拶をする進行役は、新郎もしくは新郎の父親が一般的です。どのような挨拶をすべきか、当日の流れに沿って文章例を紹介します。
■ 始まりの挨拶
〈進行役が新郎の場合は?〉
「本日は私たちの結婚に際しまして、お集まりいただきありがとうございます。この食事会は私たちの婚約のご報告と両家の親睦を深めるために設けさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。」
〈進行役が新郎父親の場合は?〉
「〇〇さんと私どもの△△の婚約が整い、本日このような会を開くことができるのを誠にうれしく思います。本日は楽しい時間にいたしましょう。何卒よろしくお願いします。」
■ 乾杯の挨拶
通常は進行役がそのまま乾杯の挨拶を行います。ダラダラせず手短に進めましょう。
「乾杯の音頭をとらせていただきます。乾杯!」
「ふたりの婚約をお祝いして、乾杯!」
■ 結びの挨拶(新郎の場合)
「本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございました。未熟な私たちではありますが、二人で助け合っていきたいと思います。今後とも、どうか温かくご指導いただけますよう、よろしくお願いします。」
いかがでしょうか。長いお付き合いを重ねていく両家のスタートとなる顔合わせの食事会はしっかりと準備することが大事です。このコラムで紹介した挨拶文はあくまでも一例ですので、会の雰囲気を考慮した上で言い回しを換えてください。思い出に残る素敵な顔合わせにしましょう。
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