姓名判断せいめいはんだん

姓名判断とは、その人の持つ名字と名前から、その人の性格や運勢を占う占術です。
正確に言うと、その名字と名前の画数を使用する占術のことです。

画数ひとつひとつに意味を持ち、そこから「五格」を求めることができます。
「天格」は晩年の運勢、「人格」は36~55歳の運勢、「地格」は0歳から35歳までの運勢を判断します。
残りの二つの格の一つである「外格」は敵や味方の有無、その人の周りから見た感じや信頼度、健康、行動力などを判断します。
一方の「総格」は、その人の人生における転機を判断します。

それぞれの求め方は異なり、「天格」は名字の画数の合計数、「人格」は名字と名前の接合部分(例:佐藤太郎の場合、藤太)の画数の合計数、「地画」は名前の画数の合計数、「外格」は名字と名前の合計画数から人格を引いた数、そして「総格」は名字と名前の合計画数から求められます。

よく一般人同士で行われる姓名判断では総格のみでの占いが行われていますが、総格は先ほど述べたように、総合運ではなく「転機」を知らせるだけなので、それで運が良いか悪いかの判断はできません。